yellow scale - the twist of 2187 x 1000 -/ Arbus×bilo'u

- TRACK LIST -

1. Snails / Arbus
2. Double Dealer / Arbus
3. 1887 / bilo’u
4. shimmer / bilo’u
5. break one’s back / Arbus(bilo’u cover)
6. Earplug / bilo’u(Arbus cover)

1,575yen (tax in) LFR-012

日本を代表するカオティック・プログレッシブ・メタルハードコア2バンドによる、基準値を遥かに超えた高濃度の衝撃と感動を詰め込んだ、日本より全世界に放つ6songs splitアルバム。カオティックハードコアと呼ばれるジャンルの中にありながらも全く違った世界観を持つ2バンドによる、カオティックハードコアシーンのみならず、今後の音楽シーンすらを担うスプリット作品がこの夏lastfort recordsとDEATH BLOW MUSICから共同リリース。
もはや説明不要、京都を拠点に構えるArbusは、正規音源としては2枚目のリリース。今作発表を皮切りに活動を再開。スタンダードジャズやロックに由来するキャッチーな美のメロディと、解読不能な混沌を高次元でブレンドした唯一無二のサウンドは、ハードコアファンのみならず、若者から、往年の音楽ファンへと幅広い層のリスナーの支持を得ている。
一方のbilo’uは、名作”muzjyou”から、メンバーチェンジを経て、実に3年ぶりの正規音源となる。和の世界観を軸に、静と動を自在に操る彼らの音楽は、まさに狂気。野生味全開の咆哮に変拍子多様の荘重なリズム、かと思えば叙情的な世界観と静謐な哀愁が漂う。その完成度の高い楽曲は、他の追随を許さず、終始聴くものを圧倒する。
yellow scaleという混沌音絵巻は緩急・もはや何でもありなのか?変幻自在の目くるめく迷宮、そして世界に誇りうる和の独創性。さらに本作では互いの過去の楽曲をカヴァーし合う事で、より作品として”せめぎあう”緊張感をも感じさせてくれる。カオティック・プログレッシブ・メタルハードコアというジャンルの境界線を高い跳躍で飛び越えてしまった問題作である。